皆さま、お疲れさまです。
昨夜は盛大にワインで乾杯っ!
1時間足らずで8本のボトルが空きました(笑)。
ああいう飲み方、楽しみ方も私は大好きです。
旨いもん、持ってこ〜い!!
よろこんで!!!!
今夜の私のオススメ旨いもんはフランスの赤ワイン。
レ・カプリアード
「ガメイ・キュヴェ・スペシャル・ルージュ06」グラス¥700
ロワールのガメイ種から造られた逸品。
色調に見られる濃さに比例する香りのアタック、ネロッとした舌触り、奥行き、タンニンもあって、幾重にも織り込まれたアロマの伸び。
その全てが絶妙なバランスで造り上げられている素晴らしい出来栄え。
ガメイに開眼、造り手さんに合掌です。
例えるなら…
清楚な出で立ちの女性が、その印象からは想像もつかないほどのディープキスをしながら情欲に砕けた腰を強く強く擦り付けてくる、湿度を感じるアタック。
熱く、漏れるがままにした吐息、歯の裏側まで荒々しく舐め回す舌の躍動。
清楚なワンピースを皺だらけにしながら、裸の肌と肌を合わせたがる焦燥。
剥ぎ取るように脱がせるとあらわになるのは、地味なほど控え目に仕立てられた古風なランジェリー。
そのランジェリーまでが熱を帯びるほどの高ぶりに常軌を逸した理性。
アザができてもおかしくないほどの求め合いに、濃密化された体液がまとわりついた硬い陰毛。
エアコンもない畳の部屋が、体臭と家具と庭に活けられた草花の生気で蒸れ、充満している。
深く力強く、互いが一つになるにつれ口の中の体温が下がってゆくことを、飽きもせず求め合う舌の接触から理解する。
無意識に垂れ始めた涎が、耳に向かい流れるほどの角度まで身体をのけぞらすと、二人の繋がりが痙攣を来す。
口を開けたまま肺から息を吐きだすと、一斉に身体が脱力し倒れ込むようにして身体を重ね合います。
もう、言葉もない。なにひとつ残さないという行為の究極。
おお、これが完璧なバランス。
私の理想とするガメイ。
グラス一杯の充実感に、束の間の放心。
その瞬間からその感動が過去のものとして美しく甦ります。
そして、その美しい想い出は決して忘れ去れない。
夏の終わりの想い出づくりに是非どうぞ。
ではでは後ほど。
お待ちしてます。
フランス書院R文庫か…?